【路面電車】豊橋鉄道東田本線(豊橋市内線)を走る車両

豊橋鉄道東田本線とは

JR豊橋駅前にある駅前停留場から赤岩口停留場までを結ぶ路線と、途中の井原停留場から分岐し運動公園前停留場までの支線を含めた路面電車です。豊橋鉄道株式会社によって運行されています。

大正14年(1925年)に開業。一部区間が廃止されたものの新規開業した区間もあり、国道1号線を通るのもこの路線の特徴です。

車両

モ780形

名鉄モ780形として1997〜1998年に7両が製造され、名鉄岐阜市内線・揖斐線で使用されていました。同線が2005年3月で廃止になったことで、車両番号を変更することなく7両全車が豊橋鉄道へ移籍。現在まで活躍を続けています。

783号車は「クックマート」の全面ラッピングとなっています。クックマートは株式会社デライトが運営しているスーパーマーケットで、浜松〜豊橋エリアに店舗が存在します。


784号車はシンフォニアテクノロジー株式会社の全面ラッピングとなっています。同社は旧神鋼電機で、市内に豊橋製作所をおいています。


こちらは豊橋ダイハツの全面ラッピング車です。

モ3500形

東京都交通局7000形として、1953〜1956年にかけて93両が製造されました。そのうち、4両が2度にわたり豊橋鉄道へ移籍。モ3500形として活躍しています。

3501号車はサーラの全面ラッピングです。同社は中部ガス株式会社を前進とするエネルギー企業で、豊橋市に本社をおいています。

T1000形

2008年に1編成が製造された、超低床電車です。2005年に策定された「豊橋路面電車活性化事業計画」の中で導入が計画され、2007年度の導入を延期し、2008年に運用へ投入されました。3車体連接構造となっていますが、急カーブを曲がることができないため、運動公園前停留場へは乗り入れていませn。