緊急配備検問車と小型輸送車の違いを観察する

白いワンボックスに赤色灯。この姿で「多目的車」とひとくくりにされてしまうことも多いのですが、実際はさまざまな名目で導入されているワンボックスたち。今回はその中の「緊急配備検問車」にスポットを当ててみます。

型式CBF-CSGE25
グレードDX
名目緊急配備検問車
単価2,835,000円
配備年度平成19年度
入札カテゴリー緊急配備検問車
配備台数12台

緊急配備検問車とは、その名の通り検問や交通取締りの際に使用することを前提とした車両です。車内には座席やテーブルがあり、取締の際には「サイン会場」として使われることも。

近年ではE25後期型が3度、国費導入されています。

荷室は、前後方向の座席と長テーブルが設置されています。

無線機本体は荷室側の仕切り板に、一方表示部は助手席側に設置されています。

E25キャラバンは、散光式警光灯としてパトライト社 HZF-Hを前後に2個配置しています。それ以前は、100系ハイエースに赤色灯を付けただけの小型輸送車と全く同じ外観でした。