南海沿線を取材しながら、撮り鉄もしてきました。
とはいえ小雨がぱらつく曇天だったため、映えるような写真は撮れずじまいだったのが残念です。
9501Fは「NANKAI マイトレイン」としてリニューアル工事が施工されています。
「わが家のリビングにいるような」というコンセプトを掲げ、和歌山大学の川角氏監修のもと、車内の空間デザインが考え抜かれました。
なんばにて乗車しようとしたところ、オレンジ帯の車両がいて仰天。中に足を踏み入れてさらに仰天。このときは、指定席車両と併結しサザン運用に入っていました。
車内です。座席は1名分ごとの切り返し(=柄が切り替わること)デザインになっています。優先席は青いファブリック、つり革は黒と黄色、床材は木目調に変更されています。
南海の車両といえば古参車の内装はお世辞にも綺麗とは言い難く(よく言えばシンプル)、乗車する度に「なんだかなぁ」と思ったものでした。マイトレインのような内装の車両が増えれば、車内も明るく気持ちよく乗車できるのではないかと感じます。もっとも、近年高野線系統でも増殖中の8300系などが引き続き増備されていけば万歳ですが、6000系の残党を一掃できるまでにはかなりの年月がかかることでしょう。