今回は、機動捜査隊で活躍するトヨタ・アリオンの覆面パトカーを解説していきます。
基本情報
型式 | DBA-ZRT265 |
グレード | A18(4WD) |
名目 | 広域機動捜査班用車(4WD) |
単価 | 1,552,176円 |
配備年度 | 平成26年度 |
入札カテゴリー | 私服用セダン型無線車(1,800cc級4WD) |
配備台数 | 297台 |
画像と解説
捜査用の覆面パトカーの代名詞としてアリオンが長らく配備を続けてきましたが、「キザシショック」により連続導入は途絶えました。しかし、平成26年度からは「1800cc級」の枠が新たに設けられ、A18グレードのアリオンがその座を占めることとなりました。
平成23年度にもこの中期型がA20グレードで入っているため見分けがつきにくいですが、「センターピラーがボディ同色になっていたらA18グレード」と覚えておくとよいでしょう。
1DINオーディオの下にサイレンアンプが設置されています。仕様によっては2DINナビがあり、サイレンアンプはシフトノブ奥に設置されているパターンもあります。
無線機はコンソールボックスにありますが、無線機マイクを扱いやすい位置にフックを独自に取り付けています。警視庁や静岡でも採用されていた、パナソニック製のカーロケ端末が助手席側にあります。
ハイマウントランプの下に「4WD」のロゴがあることから、4WDのA18とわかりますね。
アリオンがこのあと、令和2年度まで毎年継続して導入が続くとは思いませんでしたね。240系・260系アリオン、J31ティアナ、BLレガシィなどを次々と置き換えていき、またアリオン一色時代が到来することになるとは…
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