210系カローラの覆面パトカー。アリオンに代わる捜査車両の代名詞になる?

概要

令和4年度には210系カローラの覆面パトカーが国費で導入されました。これまで導入が続いていたアリオンが生産終了となり、何が入るのかと話題になっていましたがカローラが導入されることとなりました。

写真

210系カローラの覆面パトカー(捜査車両)

210系カローラの覆面パトカー(捜査車両)
静岡県警に配分された車両でシルバーの後期型2WD、サイレンアンプを搭載した仕様です。

仕様

私服用セダン型無線車(1,800cc級) の枠で導入された701台の仕様は多岐にわたります。

4WD無線機警光灯アンプナビドラレコETC防錆車種名
パターン1右翼行動確認用車 など
パターン2
パターン3鉄道警察車
パターン4
パターン5不明
パターン6捜査用車(署用)
パターン7
パターン8
パターン9捜査用車(署用4WD)
パターン10

・当方が確認できているもののみを掲載しています。
・この他にも「セダン型車」「セダン型車(4WD)」の枠もトヨタが落札し、カローラが導入されています。

すべての仕様で無線機を搭載できるように製造されています。緊急走行の可否、ナビやETCの有無によって多数のパターンが存在します。

特別防錆は沖縄向け、ドラレコ無しは独自予算でドラレコを購入している本部向けかと思われます。

前期型と後期型

型式・車台番号での判別は以下の通りです。

ZWE211-609/610****前期型2WD
ZWE214-602****前期型4WD
ZWE219-000/400****後期型2WD
ZWE215-000****後期型4WD

前期型は北海道の一部(4WD)や、警視庁・神奈川・大阪(2WD)で確認されています。全国的には後期型の方が多いかもしれません。