このページでは、NV350キャラバンの鑑識車を解説していきます。鑑識車は事件現場で鑑識活動を行うための車両で、キャラバンやボンゴブローニィなどが採用されてきました。荷室部分にはラックが設置されており、鑑識機材を効率よく収納できるようになっています。
鑑識車としてNV350キャラバンが採用されたのは平成25年度が初めてでした。その時は前期型が、平成29年度以降は後期型が採用され、2WDのガソリン車と4WDのディーゼル車が並行して導入されています。
基本情報
型式 | LDF-VW6E26 |
グレード | DX |
名目 | 鑑識車(4WD) |
単価 | 3,089,664円 |
配備年度 | 平成30年度 |
入札カテゴリー | 鑑識車 |
配備台数 | 不明 |
以前は「鑑識車」と「鑑識車(4WD)」は別々に入札が行われていました。しかしここ何年かは、2WDと4WDをまとめて「鑑識車」として入札がかけられているようです。
画像と解説
ナンバープレートのすぐ上にドライバユニットがあります。スライドドアは両側に設置されています。
荷室部分です。納車直後だったため、機材は積載されていません。左下にあるのは赤色灯でしょうか…
リアです。ディーゼル車には低排出ガスステッカー(青色)が貼られていないことで、2WDのガソリン車と見分けることができます。
後期型になってからは、鑑識車・小型輸送車ともに白色以外も採用されるようになり、紺色や濃灰色(ダークグレー)の車両も存在します。