このページでは、三菱・デリカスペースギアの小型護送車を解説していきます。護送車は、被留置者を警察署や留置施設、裁判所等の間を移動させるときに乗せるための車両です。ワンボックスタイプは小型護送車、マイクロバスタイプは中型護送車、中型観光バスタイプは大型護送車として区別されています。
基本情報
型式 | GF-PC4W |
グレード | G |
名目 | 小型護送車 |
単価 | 2,210,250円 |
配備年度 | 平成14年度 |
入札カテゴリー | 小型護送車 |
配備台数 | 27台 |
注:27台のうち、小型護送車名目で導入されたのは12台です。残り15台は「引き当たり用車」名目で、1台あたり2,236,500円です。
画像と解説
奈良地方裁判所に停まっていたデリカスペースギアの護送車です。撮影当日は休日だった記憶があるので、地裁に常駐する形で運用されているのか、たまたま地裁への護送があったか、どちらかと思われます。
横にはセレナ覆面が2台停まっていました。奥のC23セレナは、閂が装着されているので、県費で護送車として導入されたものかもしれません。
小型護送車はハイエース・キャラバンが主流となっていて、その他の車種が導入されるのは非常に珍しいことです。平成14年度のデリカスペースギアを除けば、平成10年度のステップワゴンがあるぐらいです。
(※2015年頃撮影のため、この車両が現存しているかどうかは不明です。)