震災の経験から導入された「緊急出動用災害対策車」。

大柄ボディと高床シャーシが目立つ「緊急出動用災害対策車」をご紹介します。救助資機材を積んで、広域緊急援助隊として派遣する際に重宝しているようです。

型式SDG-FSS90S1
名目緊急出動用災害対策車
単価23,383,500円
配備年度平成24年度
入札カテゴリー緊急出動用災害対策車
配備台数13台

詳細は報道記事も合わせてお読みください。

災害時の活動支援車を配備 11都道府県警に (日本経済新聞)

静岡県警察に配備された車両です。サイドには県警表記と機動隊マークが入っています。

ベースシャーシは高床4WDのFSSです。ボディの左側面には、はしごと後方へアクセスするための扉が設置されています。

リアには「POLICE RESCUE SUPPORT」のロゴが入っています。新明和工業の「すいちょくパワーゲート」を装備しています。

屋根はアルミ縞板が貼られ、ルーフデッキとなっています。

 

緊急出動用災害対策車_右側面右側面(非公式側)にはハッチが2つあり、前方はLPガスボンベが設置されています。 緊急出動用災害対策車_右側面右側面にもう1つあるハッチには、Cummins Power Systems社製の100V発電機「Onan」シリーズが設置されています。緊急出動用災害対策車_リアゲート後部室内です。折りたたみ式ベンチがあるほか、活動用の水や非常食などが積まれています。