このページではアリオンの覆面パトカーの中でも、平成23年度に導入された中期型A20グレードを解説していきます。
平成21年度までは260系前期型が導入されていましたが、マイナーチェンジにより中期型へ移行しました。次にアリオンが導入されたのは平成26年度でしたが、2000cc級ではなく1800cc級へ変更されたことからA18グレードの導入となりました。そのため、このモデル・このグレードは1度限りでしたが、台数が多いことから一大勢力となっています。
基本情報
型式 | DBA-ZRT261 |
グレード | A20 |
名目 | 捜査用車(署用)/(本部用) |
単価 | 982,380円 特別捜査隊用車 1,045,380円 捜査用車(署用) 1,091,034円 捜査用車(署用)/(本部用) 1,117,830円 捜査用車(署用) 特別防錆 1,163,484円 捜査用車(署用)/(本部用) 特別防錆 |
配備年度 | 平成23年度 |
入札カテゴリー | 私服用セダン型無線車(2,000cc級) |
配備台数 | 977台 |
注1:一部の車両には、調達時からオンダッシュの小型ナビが搭載されているようです。
注2:沖縄向けの特別防錆施工は1台あたり72,450円の追加費用がかかっています。
画像と解説
車内です。この車両はトム通信工業製のワイヤレス通信ユニットを取り付けています。カードリーダーは、デジタルカメラで撮った画像をカーロケ経由で本部へ送信するために付属していると思われます。
こちらの車両はシルバーです。同時期に入っていますが、サイドバイザーが追加で取り付けられています。
前期型との違いは、テールランプが丸いことや、ウインカーがクリアレンズになっている点で見分けられます。
ブラックです。ホイールキャップは他車種のものが流用されています。
この他に、ダークブルーやゴールドも導入されています。