静岡県警のハイエース・サインカーについてツイートしたところ予想外に伸びたので、改めてブログでも紹介します。
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静岡県警が県費で導入したハイエースのサインカーです。以前はアトラスベースのサインカーでしたが、更新により小型化されました。
ワイド幅・4WD仕様のCBF-TRH216Kで、2013〜2015年度に各1台ずつ合計3台が導入されました。いずれも高速隊に配置されていますが、祭典にもよく顔を出します。 pic.twitter.com/hDLVvYbU8S
— 松岡豆腐店丨うまいとうふ (@ma20ka_tofu) March 3, 2021
基本情報
型式 | CBF-TRH216K |
グレード | ー |
名目 | サインカー |
単価 | 15,015,000円(25年度) 17,280,000円(26年度) 17,226,000円(27年度) |
配備年度 | 平成25〜27年度 |
入札カテゴリー | サインカー |
配備台数 | 3台 |
サインカーとは、大型のモニターを用いてドライバーに交通情報などを提供するための車両です。交通規制が伴う大規模な祭典やイベントなどでも活用されています。これまではいすゞ・エルフが多く採用されてきました。
↓↓F24アトラスのサインカーを紹介した記事はこちらからどうぞ↓↓

ではハイエースのサインカーを見ていきましょう。
平成27年度に導入されたハイエースのサインカーです。200系後期型で、型式から4WD車とわかります。
リアです。細いタイプの後方赤色灯が追加されているほか、最大積載量は850kgに減らされています。屋根上の電光掲示板の重量が考慮されているものと思われます。

電光掲示板に文字が表示された状態です。警備訓練の際には、現在の展示項目が来賓等にわかるよう表示するために、サインカーが使用されていました。

こちらは、平成26年度に導入された車両です。外観に大きな変化はありません。なお、25年度に導入された車両は中期型となっており、フロントグリルなどに違いが見られます。
静岡県警では、これまでトヨタ・ダイナをベースにしたサインカーを運用してきました。車両の更新タイミングで、同じようなサイズ感の車両で更新されると思われましたが、まさかのハイエースという選択になりました。免許条件や、ディスプレイの高機能化・薄型化に伴い、ワンボックスサイズでも十分という判断になったのかもしれません。