この記事ではハイエースのゲリラ対策車を解説しています。
諸元
型式 | GE-RZH112K |
名目 | ゲリラ対策車(=遊撃車Ⅲ型) |
単価 | 2,284,800円 |
配備年度 | 平成14年度 |
入札カテゴリー | 私服用ルートバン型無線車 |
配備台数 | 72台 |
解説
100系ハイエースのゲリラ対策車は、大規模本部に配分されている印象があります。警視庁、大阪府警、北海道警、埼玉県警などに配備が確認されています。
ゲリラ対策車は「ルートバン型無線車」の名目で入札されてきました。すべての年度を確認してはいませんが、この年度は「私服用」が付いています。「私服用」という文言はたいてい捜査車両などに付けられます。
2002年度車は散光式警光灯を前後に2個装備しています。しかし1999年度までは覆面パトカーのような流線型赤色灯だったため、仕様書が変更されたと思われます。
最大積載量は750kgです。車内に特別な装備はありませんが、警光灯が2つあることや、すべての金網を装着した状態を考慮して減らされているようです。
ゲリラ対策車は、標準で2本のルーフアンテナを設置できる仕様になっているようです。これはE24/E25キャラバンも同様です。