エアトレックは2001年から2008年まで三菱自動車から販売されていたSUV車です。三菱のSUVは、チャレンジャー→エアトレック→アウトランダーという系譜になっています。エアトレックはランサーと同じプラットフォームが使われていました。ただ、大ヒット車種にはならず、地味な存在のまま販売終了を迎えたイメージがあります。
警察車両では、捜査用車(署用)/(署用4WD)として2003年度に1度だけ国費で導入されました。
画像
グレードはベーシックの20Eで、可もなく不可もなくといった外観ですね。ルーフレールやドアバイザーが非装備なので、かなりスッキリとした印象です。
スチールホイールが安っぽい印象を受けますが、捜査車両としてはこのぐらい「らしさ」が出ていると嬉しくなるものです。
エアトレックは経年とともに更新が進んでおり、現存している車両も少数になっていると思われます。画像の車両は、平成24年度の4WDキザシで更新されました。
かなり前の警察24時で、福岡県警の街頭犯罪特別遊撃隊でシルバーのエアトレックが登場したのを覚えている方もいらっしゃるかもしれませんね。
情報
車種名:捜査用車(署用)
単価:1,632,750円
台数:80台
型式:LA-CU2W
入札:私服用ステーションワゴン型無線車(2,000cc級)
車種名:捜査用車(署用4WD)
単価:1,585,500円
台数:90台
型式:LA-CU2W
入札:私服用ステーションワゴン型無線車(2,000cc級4WD)
・台数の違いと思われますが、2WDよりも4WDのほうが単価が安くなっています。
・4WDは90台すべて同じ単価ですが、2WDは沖縄向けの特別防錆処理が施工された車両は単価が高くなっていると思われます。