このページでは、静岡県警のダイナ・サインカーを紹介しています。
サインカーとは、大型のモニターを用いてドライバーに交通情報などを提供するための車両です。交通規制が伴う大規模な祭典やイベントなどでも活用されています。これまではいすゞ・エルフが多く採用されてきました。
基本情報
型式 | ー |
グレード | ー |
名目 | サインカー |
単価 | 26,471,000円 |
配備年度 | 平成8年度 |
入札カテゴリー | ー |
配備台数 | 4台 |
ギャラリー
浜松まつりで交通規制にあたる、静岡県警のダイナ・サインカーです。乗車人員を確保するためにダブルキャブが採用されています。
電光掲示板に文字を表示させた状態です。
国費のサインカーは白黒塗装ですが、静岡の県費車両は水色と白になっています。なぜか埼玉県警も同じ塗色のサインカーを県費で入れていますが、どちらかが参考にしたのか、架装メーカーが同じなのか、疑問は残りますね。
側面には、静岡県警のマスコットキャラクター「エスピーくん」のステッカーが貼られています。白と水色だけでは一見何の車両か分かりづらいですが、県警表記とマスコットキャラクターを入れることで判別してもらえるようにしていたようです。
解説
県内には平成7年度に1台、平成8年度に3台の合計4台が配備されていました。高速隊の3分駐に1台ずつ、もう1台はなぜか所轄署の所属でした。元は沼津ナンバーだったものが、伊豆ナンバーに変更され伊東署に配置されていたと記憶しています。
大昔にどこかのサイトで伊東署のサインカーの画像が掲載されており、「災害時に伊豆方面で素早く展開するため」といった趣旨の記述があったような気がします。サインカーに関してはともかく、この傾向は間違いではないようです。実際に伊豆半島の先端になる下田署にはウニモグが配置されていますし、伊豆半島の付け根に当たる沼津署にはレスキュー車が配置されています。
東西だけでなく、南北にも長い静岡県で災害対応に当たることを考えると、分散配置するのも納得ですね。