現場の指揮所として使われるハイエース。マイクロバス型よりも秘匿性が求められる場面や、より小規模で済むときに使われます。現在一線で使用されているのは200系ハイエースの前期型が多いですが、役目を終えつつある100系ハイエース後期型にスポットを当ててみます。
型式 | GE-RZH124B-ZRMDE |
グレード | コミューターDX |
名目 | 特殊移動指揮車(Ⅰ型) |
単価 | 3,622,500円 |
配備年度 | 平成12年度 |
入札カテゴリー | 特殊移動指揮車 |
配備台数 | 14台 |
注:画像の車両はすでに廃車されています。
最大積載量が750kgまで減らされています。車内には折りたたみ式の座席、指揮台の役目を果たすテーブル、資材などを置くためのラックが設置されています。他の年式では700kgや400kgとなっている車両もあり、車内の仕様が違っているようです。
この車両は、右側面に外部電源用のメタルコンセントがありません。他の年式の車両では付いているものもあり、年度による仕様の違いと思われます。
名目が(Ⅰ型)となっていますが、「警備用」「国際テロ用」という表記もあるようで、統一はされていないのかもしれません。
用途が用途だけにどの本部にいるかは控えますが、12年式車は全国で6台を確認しています。