今回は、いすゞ・フォワードの爆発物処理用具運搬車を紹介します。
この車両は不審物が発見された場合に、爆発物処理用具Ⅰ型と呼ばれる機械を搭載し、現場で活動します。
型式 | SKG-FSR90S2 |
車名 | いすゞ・フォワード |
名目 | 爆発物処理用具運搬車 |
単価 | 5,239,500円 |
配備年度 | 平成25年度 |
入札カテゴリー | 爆発物処理用具運搬車 |
配備台数 | 34台 |
レンジャー、フォワード、ファイター、コンドルと国内トラックメーカー4社が採用されています。いずれも6tクラスのシャーシで、古河ユニック製の荷台が架装されています。
5代目フォワードの6.5tシャーシFSR系で、排ガス規制記号はSKG-です。
荷台に積載する、爆発物処理用具Ⅰ型です。いわゆるショベルカーと構造は同じと見られます。キャタピラではなくタイヤになっているほか、バケット部分に相当するアタッチメントを取り替えていると考えて良いと思います。
爆発物処理用具Ⅰ型を積載した状態です。どの県警でも緑色のカバーを掛けていますが、カバーは処理用具に付属しているのでしょうか?
赤色灯は大型輸送車と同じタイプのものです。アンテナはホイップアンテナとユーロアンテナを装備しています。
荷台は、最大積載量5500kgです。外観はシンプルで、旭日章や警察表記が無いのが標準仕様です。本部によっては、この車両のように機動隊マーク等を貼り付けているところもあります。
車内です。センターコンソールに無線機表示部がビルトインされています。サイレンアンプはその下部にあると思われます。