このページでは、ウニモグU3000の高性能救助車を解説していきます。ウニモグは1995年度から何度かにわたって警察に導入されています。特に災害現場の悪路走破性を買われ、全国の機動隊に配備されました。
基本情報
モデル | Unimog 437.4 |
タイプ | U3000 |
車種名 | 高性能救助車 |
単価 | 20,580,000円 |
配備年度 | 平成17年度 |
入札カテゴリー | 震災対策活動用車 |
配備台数 | 21台 |
画像と解説
2013年の年頭視閲式に登場した静岡県警察のウニモグです。一瞬フォグランプかと思ってしまいますが、ヘッドライトが車体に対して下方にあるのが特徴です。
運転席前にあるのはマフラーと思われます。水没した道路を走行するときなど、マフラーから水が入らないよう、上向きに設置されているのかもしれません。
車内です。サイレンアンプの前方に空き枠が3つありますが、車載無線機を搭載する場合はここに本体を設置するようです。
最大積載量は1850kgとなっています。荷台に幌が設置された状態が多いですが、幌を外して運用されていたこともありました。
左側のステッカーは「富士山を世界遺産に」と書かれており、一時期静岡県警の車両によく貼られていました。
U3000シリーズの配置
北海道、埼玉、警視庁、千葉、神奈川2台、新潟、静岡、愛知、岐阜、京都、大阪、香川、福岡2台、他6台
令和元年度にU4023シリーズが同数の21台配備されています。減耗更新された車両が、別の警察本部へ管理換される事例も出てきています。
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