概要
先日ツイートしたハイエースの小型輸送車について詳しく見ていきます。
元ツイートはこちらから↓
平成15年度に160台が国費導入された、ハイエースの小型輸送車です。小型輸送車には種類があります。
・小型輸送車(金網付)
・小型輸送車(金網なし)
・小型輸送車(航空隊用)
・小型輸送車(鉄警隊用)
・小型輸送車(護送仕様)画像の車両は鉄警隊用です。 pic.twitter.com/zXHhSpqJAC
— とーふ ちあーず (@tofu_cheerz) June 26, 2020
諸元
型式 | TC-TRH124B |
グレード | コミューターDX |
名目 | 小型輸送車(鉄警隊用) |
単価 | 1,452,150円 |
配備年度 | 平成15年度 |
入札カテゴリー | 小型輸送車 |
配備台数 | 160台 |
画像
木の枝が厄介ですがご勘弁ください(汗)
特徴としては最大積載量が500kgとなっていることから、バンではなくコミューターがベースになっているようです。
リアガラス右下には低排出ガスのステッカーがあることから、100系の中でも最終型とわかります。経年でナンバーを取り直している個体が出てくる年代ですので、年式を割り出す手がかりを押さえておきましょう。
この車両は「鉄警隊用」として配備されていましたが、「金網なし」と仕様や価格は相違ありません。予算の都合で名目を分けて導入されていると思われます。「鉄警隊用」は各本部に1〜2台程度存在するようですが、特別な装備があるわけではないので必ずしも鉄道警察隊に配備されているとは限りません。
余談ですが、「航空隊用」は1台しか存在を確認していませんが、他にいるのでしょうか…
こちらは愛知県警の車両です。スライドドアに金鯱のステッカーも貼られています。スモークガラスになっていますが、スモークの無い車両と同じ価格であることから、納車後に独自でフィルムを貼り付けたものと思われます。