ホンダ・インサイトの覆面パトカー、ハイブリッド車の本格導入。

このページではホンダ・2代目インサイトの覆面パトカーを解説していきます。

平成21年度に突如として国費で配備された、2代目インサイトの覆面パトカー。ハイブリッドの車種がここまで大量に配備されることはこれまでありませんでした。また、「ハッチバック型」という名称もこの時が初登場となりました。

インサイトの基本情報

 

型式DAA-ZE2
グレードG
名目指揮用車(庁用兼指揮用車)
単価1,364,790円(大半)
1,382,556円(一部)
配備年度平成21年度
入札カテゴリー私服用ハッチバック型車(1,300cc級)
配備台数582台

画像と解説

ホンダ・インサイトの覆面パトカー「指揮用車」の名目で導入されたインサイトです。いわゆる「お偉いさんを乗せる車」という存在ですが、インサイトの後部座席はそこまで広くない気がします。助手席を思い切り前に出すとか、助手席に座るなど各現場でどう工夫しているんでしょうかね…

ドアミラーウインカーがないので、ベースグレードのGとわかります。Gの定価189万円に対し、一括購入での割引なのか136万円とかなりお安くなっていますね。

ホンダ・インサイトの覆面パトカーシルバーの個体も存在します。個人的にはグレー>シルバー>ブラックの順で台数が多いイメージがありますが果たして…

年頭視閲式での撮影ですが、こちらの車両はTAアンテナを伸ばしています。

ホンダ・インサイトの覆面パトカーこちらの車両は、私服用ハッチバック型無線車(1,300cc級)として導入された車両です。おそらく車載無線機を搭載できるよう、グローブボックスやトランク内に施工がされていると思われます。また、サイレンアンプやカーナビなどの有無など、確認できているだけで装備の仕様が5パターン存在し、さらに同じ仕様でも車種名が異なるなど、かなりの組み合わせがあります。

導入から10年以上が経過しましたが、まだまだ現役個体は多いインサイト。細かな仕様の違いもちゃんと見ていきたいですね。