機動警察通信隊で活躍する車両(エスクードとキャラバン)

機動警察通信隊とは

警察では、管区警察局(支局)・都道府県(方面)情報通信部に機動警察通信隊を設置し、現場映像をリアルタイムに警察本部等に伝送するとともに、事案内容や現場の状況等に応じた臨時の通信施設を設置・運用するなどして、警察活動に必要な通信を確保しています。
ー 引用:警察庁情報通信局 機動警察通信隊

機動警察通信隊は災害だけではなく、事件や大規模な警備の現場にも出動します。現場の映像を伝送したり、必要な通信を確保したりする役割があります。
このページでは、機動警察通信隊で使用されている車両を解説しています。

代表的な車両 スズキ・エスクード

機動警察通信隊の車両_エスクード
このエスクードは「現場通信活動車」と呼ばれる車両です。SUV型の車種が主に使用されており、エクストレイルやフォレスターなどの採用実績もあり、各県に数台ずついるものと思われます。

機動警察通信隊の車両_エスクード
リアです。サイレンアンプも搭載しており緊急走行が可能となっています。

代表的な車両 日産・NV350キャラバン

機動警察通信隊の車両_キャラバン
こちらのキャラバンは「保全車」と呼ばれる車両です。現場へ赴き通信環境を整備するために資機材を運ぶ目的で使用されているようです。
ワンボックスとは別に、「保全車(ライトバン型)」も存在しており、こちらはADバンやプロボックスなどが採用されています。

機動警察通信隊の車両_キャラバン
このキャラバンは「小型輸送車」の名目で一括購入されたものです。赤色灯の台座、片側スライドドア、メッキドアミラーなどの特徴が共通しています。