本部執行隊での活躍は短かった愛知県警L33ティアナ白黒パトカー




この記事は機捜201氏(@kisou201)からの寄稿です。


 

愛知県警には様々な県費導入車両がいますが、今回はL33ティアナの白黒パトカーについて扱ってみたいと思います。

諸元

型式DBA-L33
グレードXE(推測)
名目交通取締用四輪車(一般用)
単価3,321,510円
配備年度平成29年度・平成30年度
入札カテゴリー交通取締用車
配備台数5台(平成29年度)、6台(平成30年度)

解説

平成29年度に配備された際には3台が第一交通機動隊に、2台が第二交通機動隊に配備されました。この当時各交通機動隊の交通取締用四輪車(一般用)は既に最新の210系クラウンアスリート(DBA-GRS214)、先代の200系クラウン(DBA-GRS202)のみでした。しかし、国費で210系クラウンが15台配備されたことに加えて県費でL33ティアナ5台を購入したことにより、車齢2年ほどだった平成27年度導入の200系クラウンさえも置き換えて交通機動隊の交通取締用四輪車(一般用)はすべて平成28年度以降に導入された車両となりました(※現在は平成28年度に導入された210系クラウンも置き換えられています)。

しかし、L33ティアナの排気量は2.5L。210系クラウンの排気量は3.5L、先代の200系クラウンでさえ3.0Lあります。また、駆動方式はクラウンがFRなのに対しティアナはFF。クラウンと比べるとどうしても性能が劣ってしまう面もあり、導入されて半年後には本来の交通取締任務を外れ専ら交通安全啓発活動に使われるようになりました。

そして平成30年度国費導入の210系クラウンに押し出される形となり、わずか1年で所轄署へ配置転換されてしまいました。

ちなみにL33ティアナは平成30年度にも6台県費導入されていますが、こちらは最初から所轄署に配備されています。

ギャラリー


2018年11月撮影。まだ交通機動隊の所属だが、乗車しているのは交通乗車服ではなく制服のPM。

2019年3月撮影のリア。この時には既に所轄署に配転済み。エンブレム類は何もない。


平成29年度車(上)と平成30年度車(下)の比較。平成30年度車は前面警光灯がグリルの中に配置されている。

 

その他

愛知県警には県費で国費の「捜査用車(機捜隊用)」と同型のL33ティアナ捜査用覆面も配備されていますが、こちらは「その他共通車両」で所轄署や交通機動隊に配備されています。