【静岡県警】2014年緊急消防援助隊の訓練を振り返る

2014年10月に行われた、緊急消防援助隊中部ブロックの合同訓練から、静岡県警機動隊の車両を掲載しています。緊急消防援助隊の訓練はもちろん消防がメインとなるため、警察部隊は機動隊車両が何台か参加する程度です。

下記に掲載している写真は、現場職員の許可を得た上で安全が確保できる位置から撮影しています。

レスキュー車


型式SDG-GX7JGAA改
名目レスキュー車(Ⅱ型)
単価39,690,000円
配備年度平成24年度
入札カテゴリーレスキュー車
配備台数1台

平成21年度に、ダブルキャブ・クレーン付きのレスキュー車が全国に配備され、災害対策が強化されました。平成24年度には静岡県警に1台がさらに増強配備となりました。外観の大きな違いは、前面LEDが変更されている程度です。

緊急出動用災害対策車

型式SDG-FSS90S1
名目緊急出動用災害対策車
単価23,385,000円
配備年度平成24年度
入札カテゴリー緊急出動用災害対策車
配備台数13台

高床4WDのFSSダブルキャブがベースになっています。報道によると「発電機やエンジンカッターなどの救助資機材のほか、寝袋やテントを積んでいる」とのことです。年頭視閲式などで車内が公開されたこともありました。
緊急出動用災害対策車については以前の記事もご覧ください。

震災の経験から導入された「緊急出動用災害対策車」。

災害救助活動用バックホウ運搬車


型式SKG-FSR90S1
名目
単価5,239,500円
配備年度平成25年度
入札カテゴリー
配備台数?台

荷台部分は古河ユニック製で、最大積載量は5500kgです。

爆処理用具運搬車と同じ年度・同じ価格ですが、赤色灯が固定式か手載せ式かという違いがあります。同じ名目で調達されたかどうかはわかりません。

この他にゲリラ対策車も参加していましたが、撮り逃していたようです。