【鹿児島・熊本】路面電車の運行を支える黄色いクルマたち。

2020年の2記事目は、路面電車の保守車両を紹介します。

鹿児島市交通局

三菱のミニキャブトラックです。キャリィのOEMとなった7代目(DS16T型)です。屋根にはキャリアの上に黄色回転灯と消火器を装備しています。
「高圧ガス」の表示がありますが、可燃性・毒性のガスとは何でしょう…

後方にいるのは、2005年まで発売されていた4代目エブリィです。ハイルーフ車となっていること以外に、特徴はありません。
余談ですが、軽自動車の分類番号で「43」を採用したのは、大阪・和泉・鹿児島ナンバーなど数えるほどで非常にレアとなっています。
撮影日:2019年6月13日
撮影地:騎射場電停付近

熊本市交通局
熊本市交通局の保守車両です。ベースは5代目フォワードのダブルキャブ仕様です。警光灯は両端が黄色、中央部が赤色となっています。

広報にはLED表示版を備えるほか、昇降装置があることから架線や電停上屋の点検等に使われるのでしょうか?これらの装置のため、最大積載量は350kgと非常に少なくなっています。

撮影日:2019年6月14日
撮影地:辛島町電停