「キザシ」といえば、覆面パトカーとして警察に大量導入されたことは車好きの方であればご存知のことと思います。
今回ご紹介するのは、掛川市消防本部に配備されている、真っ赤なキザシの消防車両です。
消防車両と言っても、もちろん消火活動を行うわけではなく「指令車」(お偉いさんが乗るクルマ)として配備されました。
それでは、車体を見ていきましょう。
掛川市消防本部 本部指令1
キザシの消防指令車です。フロントナンバーの横にはLEDが設置されており、Sマークの位置には消防章が取り付けられています。
側面を拡大します。呼称は「本部指令1」となっています。右下に表記がある通り、スズキからの寄贈車両です。
ロゴマークの中には「FIRE RESCUE EMS」「FIRE DEPT」の文字が入っています。
屋根には対空表示がありルーフ後方は「指令」、ルーフ前方(赤色灯の前)は「本部」となっています。アンテナは2本ありますが、どちらも無線用でしょうか?
右側面は左側面と同仕様です。リアには「寄贈 スズキ株式会社」が追加された程度で、車名ロゴ・Sマークは標準です。
(平成27年7月登録)
警察車両として納入されたキザシは、特別グレードのためフォグランプレスですが、こちらは通常グレードがベースとなっているのでフォグランプを装備しています。