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名古屋市消防局・特別消防隊第3方面隊に配備されている救助工作車Ⅳ型です。緊急消防援助隊として出動する際に空輸できるよう、航空自衛隊C-130輸送機に搭載することを想定した設計となっています。
ベースはエルフの4WDシャーシで、架装はモリタです。前任の車両は、阪神淡路大震災を教訓に消防庁が全国4都市に貸与したトヨタ・スーパーダイナをベースとした車両でした。
フロント
赤色灯の後方にはLED照明が設置されています。フロントにウインチはありませんが、リアの蓋内に取り付けられているのでしょうか…。航空機搭載を想定しているため、赤色灯を含めたキャブ部分の高さが抑えられています。
リア
4型救助工作車にクレーンはなく、後部にも収納庫のシャッターがあります。屋根には三連梯子を装備しています。
この車両は「第三特消46A」ですが、2台1組となる相棒の車両は第四方面隊に「第四特消46B」として分散配置されています。
浜松市消防局に配置されているデュトロベースの救助工作車Ⅳ型はこちらの記事からどうぞ