【珍車】福山通運で活躍した いすゞ・ビギン

ウォークスルーバンの代名詞といえば、トヨタのクイックデリバリーが有名です。ヤマト運輸専用のモデルとして、全国各地で見ることができました。現在でも多数の車両が運用されています。

一方で、いすゞもウォークスルーバンを販売していたのをご存知でしょうか。それが「ビギン」です。ヤマト運輸のライバルとなる福山通運、佐川急便、日本郵便(当時は日本郵政公社)などを中心に販売されました。

エルフUTの後継モデルとして、2001年開催の第35回東京モーターショーで公開されました。詳細はこちらの記事をご覧ください。

福山通運のいすゞ・ビギン。PARCEL1の愛称。
こちらは福山通運浜松支店で使われていた車両です。2004年に製造が中止されていますが、ナンバーが新しいので別の支店から移籍してきたと思われます。

福山通運のいすゞ・ビギン。PARCEL1の愛称。PARCEL1の名称がつけられていますが、これは同社の宅配サービス「パーセルワン」にちなんでいます。2001年開始のサービスで、通常の宅配便より格安で配送するというものです。

日本通運でペリカン便として使用されていた車両の中には、JPエクスプレスを経て日本郵便に移籍した車両も存在します。
(写真は、2011年に浜松市内で筆者が撮影したものです。)