今月に入ってからFintechの分野が盛り上がりを見せています。FintechとはFinance(金融)とTechnology(技術)を組み合わせた言葉です。
個人間送金ができるサービスとしては
・Kyash (公式サイト)
・paymo (公式サイト)
・LINE Pay (公式サイト)
などが有名ですね。読者の中にもこういったサービスの恩恵を受けている方が多いと思います。
5月末でLINE Payのポイントサービスが「改悪」されたことを受け、今後の身の振り方を考えているユーザーが多いようです。(これまでは決済額のうち一律2%をポイント還元していました)
このLINE Payユーザーの取り込みを狙ったのか、「Kyash」が猛攻をはじめました。
5月には、Google Payに対応しQUICPay対応店舗で支払いできるようになるという発表もありました。そして6月に入り、これまでアプリ上のみだったのがリアルカードの発行により、実店舗での決済も可能になったのです。
インセンティブは?
月の決済金額の2%を、翌月にKyashの残高としてキャッシュバックされます。残高となるので、そのまま送金や支払いに利用することができます。
Kyashのデメリットとは?
これも利用開始前に覚えておきたい点ですが、いくつかデメリットもあります。
・一回(一日)あたりの決済限度額は3万円以下
・一ヶ月の利用上限額は12万円
・カードの有効期限は5年間、かつ期限内の利用上限額は100万円
※その他、一部の支払いでは利用できない場合がありますので各自でご確認ください。
リアルカードを申し込んでみた
私もさっそくこの波に乗り遅れまいと(笑)、申し込んでみました。6月7日に申し込んで6月11日に手元へ届きました。
カード到着後に、スマートフォンアプリで有効化することで実店舗でも決済することができるようになります。
LINE Payもまだ終わったわけではない
LINE Payはポイントバックが「改悪」されたことで、ユーザーが離れている印象を抱くかもしれません。しかしそれは「ポイント」という側面のみを見た場合です。実際にはQRコードでの支払いができる店舗も増えていますし、スマートフォンのみで支払いを完結できる社会を目指している上での今回の変更となったわけです。(各種リリース文章をよく読んでみてください)
キャッシュレス社会の実現に向けてFintech各社の展開に目が離せませんね!
私の周辺で「個人間送金アプリを使っている」とか「QRコードでの支払いをしたことがある」という人がほとんどいないんですが、
地方に行くほど、「現金やクレジットカード以外の支払い方法」が普及していないような気がします。「スマホ1つで/アプリ上で支払いを済ませる」というライフスタイルがもっと広まると良いですね。