安価なセダン車、ランサー。地味ながらも様々な部署で活躍中。

今回ご紹介するのはランサー覆面。発売当初は「ランサーセディア」のネームでしたが、「セディア」が取れ、「ラリーアート」が廃止され、最終的にはビジネスセダンと教習車のみになってしまったランサー。そんな過渡期に導入された車両です。

型式CBA-CS6A
グレードエクシード
名目鉄道警察車他4名目
平均単価849,450円
(※落札金額を台数で割った金額)
配備年度平成18年度
入札カテゴリー私服用セダン型無線車(1,800cc級)
配備台数167台

Aピラーにはコードクリップがありますが、屋根には脱落防止ピンがなく、ドアバイザーも装着されていません。2005年から2010年まで販売された後期型ですが、グレードがMX-Eに統一されるより前の代となります。

リアです。バックミラーの左側には助手席用のミラーを別途取り付けているようです。ユーロアンテナは標準のラジオ用アンテナで、無線用ではありません。
なお、後期最終型ではラジオ用がユーロアンテナではありません。

ランサーは都道府県費でも導入実績があります。国費導入車とは年式やグレードの違いで見分けが付くことが多いと思います。

以前にご紹介した「鉄道警察車」のA18アリオンの記事も合わせてお読みください↓↓

レアなA18アリオン─部署が部署なだけに使われなさすぎ?

2018年8月21日