これがすべての始まりだった─アリオン大量導入の幕開け




覆面パトカーの代名詞として名高いアリオン。導入が途絶えた時期もありましたが、ほぼ毎年のように大量導入されています。今回は、その幕開けともいえる平成14年度のアリオンを取り上げます。

型式TA-AZT240-CEXGH
グレードA20
名目・単価(1)捜査用車(本部用) 956,550円
名目・単価(2)広域機動捜査班用車 1,061,500円
名目・単価(3)暴力団対策車 1,061,500円
名目・単価(4)右翼行動確認用車 956,550円
配備年度平成14年度
入札カテゴリー私服用セダン型無線車(2,000cc級)
配備台数406台

これまでは1800cc級がメインで配備されてきましたが、アリオンを皮切りに2000ccへの移行がはじまりました。1500/1800ccはごく一部の導入にとどまるようになりました。

この車両はトランクリッドにユーロアンテナを装備しています。ルーフ後端にラジオアンテナとして純正ユーロアンテナがあるための措置でしょうか。

こちらの車両は小さいTAアンテナを装備しています。この年度の(名目上の)本部用はアリオンでしたが、警察署用はレガシィワゴンでした。レガシィワゴンはこの年に大量導入されて幕を閉じました。同クラスはエクストレイルなどに取って代わりました。

確認している台数
札幌5(オートカバー付き)、旭川1、釧路1、警視庁4、神奈川20、長野7、静岡11、愛知21、岐阜2、京都4、奈良5、岡山3、香川2、福岡2(以上88台)

「割と近年に導入されているので判明するだろう」と思っていましたが、キザシへの置き換えが進行しており現役車はかなり減っていると思われます。

北海道警察では平成14年度頃までオートカバー付きの車両が導入されていました。国費車両のうち北海道向けがそういう仕様だったのか、道費で導入されたのか、資料が無いので判然としません。しかし、国費と同じ車種が同じ年式で導入されていることから、北海道向けの仕様が別途設定されていたのかもしれません。(※沖縄向けが特別防錆仕様であるような特別仕様なのでしょうか。)